肘関節学会

理事長挨拶

一般社団法人日本肘関節学会理事長の稲垣克記です。本学会の会員数は1,700 名を越え、30年以上の歴史と伝統ある本学会の運営に携わりますことに身の引き締まる思いがいたします。本年4月、学会が新たに法人化され誠心誠意、本学会の発展のために尽くす所存でございます。
日本肘関節学会は平成1年(1989年)に田島達也教授により「第1回日本肘関節研究会」として発足し、2月5日東京にて300名という多数の先生方にご参加いただき盛会に終わりました。当時の理事は柏木大治先生、工藤洋先生、津下健哉先生、杉岡洋一先生はじめ総勢20名の世界の肘関節医学を牽引していた錚々たるメンバーでした。その後名称を、「日本肘関節学会」と変え、本年2021年からは一般社団法人となり法的にもその責任と義務が明確になりました。世界で唯一の肘関節に特化した本邦独自のレベルの高い学会であります。定款にうたわれている「肘関節医学の進歩と普及に貢献しこれを国際社会と国民へ寄与する。」という目的を遂行するために皆様とともに歩んでゆきたいと思います。
現在、事業計画として小児・成長期の肘関節障害(野球肘)の予防と啓蒙活動、肘関節鏡および人工肘関節の教育・普及を始め、およそ10項目の運用事項とそれに対応するための常設委員会が活動しております。これらの委員会は代議員だけでなく一般会員の皆様にもご協力を頂いており、広く若い医師の意見も取り入れながら活動を行っております。先達が築かれました本学会の伝統を守りながら、さらに一層の発展を目指していきたいと思っております。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人日本肘関節学会
理事長 稲垣 克記
(昭和大学医学部整形外科学講座 教授)